Yの悲劇
エラリイ・クイーン
ハヤカワミステリ文庫
オレが『Yの悲劇』を読んだのは小学校5年生の時。
もちろん、この文庫版ではない。
ジュニア向けのハードカバー本だ。
小5の時、クラスに学級文庫を作ることになった。
クラスの皆が学級文庫に自分の本を一冊づつ出すことになったワケだ。
オレも、何を出したかは全く憶えてないけど、一冊出した。
あるクラスメイトの女の子が出した一冊の本。
それが『Yの悲劇』だった。
流石に経緯までは覚えていないが、直ぐに借り出したことは覚えている。
…貪るように読んだ。
速攻で読み終わった。
面白かった。
それまでに読んだどんな本よりも…
今から考えれば、日本語化によってトリックが解んなくなっていたんだけども、そんなことが全く問題にならない程に面白かった。
オレの家にもミステリがないか、探してみた…
ハマってたんだね(^_^;)
別のモノを読もうとしたワケだ。
家で見つけたモノはホームズもののハードカバー本。
…面白くなかった…
全く面白くなかった。
それ以降、ホームズものを買うこともあったのだが、最初を少し読むだけで一冊読み切ることは未だにないのである。
この思い出の続きは、また今度…