匣の中の失楽
竹本健治
講談社ノベルズ
オレが今更書くまでもないんだけどね…(^_^;)
ミステリ界の四大奇書と言われる本がある。
元々は三大奇書だったんだけど、コレが加わって四大奇書になった。
まぁ、「そんなことはなく三大のままだ」なんて言う人もいるんだけど、そこはそれ人それぞれということで…(^_^;)
夢野久作『ドグラマグラ』、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』、そしてこの竹本健治『匣の中の失楽』ということになる。
オレ、ミステリに関してはニワカでして…(^_^;)
『ドグラマグラ』と『黒死館殺人事件』は未読なんだよ(-_-)
『ドグラマグラ』に関しては、機会があれば読もうと思ってるんだけど、『黒死館殺人事件』の方は読もうとして挫折したんだわ(-_-)
だって、読みにくいだろ?この本…(-_-)
文章が硬すぎて…
探偵の法水倫太郎も人間性が悪すぎて、なんか腹立つし…
閑話休題。
『匣の中の失楽』だ。
コレ、そんなに面白いか?
まぁ、よくできてるとは思うよ。
いろいろな理屈は幻惑的で、興味はそそられたりするんだけど…
ミステリ的な面白さとは違う気がするんだよネェ~。
メタミステリもどちらかというと好きな方なんだけどネェ~。
興味深く、途切れることなく読み進められるんだけど、読み終わった時に、なんか「あ~、面白かった!」にはならないんだよね(-_-)
コレは何なんだろうね?
とにかく不思議な探偵小説なのだ。