極大射程から、色々考えてしまった…

極大射程

スティーブン・ハンター

扶桑社ミステリー文庫

極大射程(扶桑社)

コレ、面白いんだよ(*^^)v

このミスの2000年海外編ミステリ第一位に選ばれてる。

体裁は完全に冒険アクション小説なんだけどラストにサプライズもあり、ミステリとしても十分に楽しい出来に仕上がっている。

新潮文庫版極大射程上巻

ちなみに絶版にはなってるけど、新潮文庫版も出ている。

新潮文庫版極大射程下巻

古本で割と簡単に安く手に入ると思う。

この本を読んでると、「アメリカの銃規制なんて絶対出来ないだろうナァ~」なんて思ってしまう。
それだけ銃とアメリカの関係の密接さが文面からうかがえるんだわ。

考えてみればアメリカの西部開拓って、国の広がりよりも人の広がりが滅茶苦茶速くって、法の保護できる範囲(物理的な広さね)が全く追いつかなかったんだよね。

そんなことで、略奪者は法の外側(アウトロー)でやりたい放題、開拓民が自分で自分の身を守るしかなかった。
アメリカも国民に丸投げ、法的にもそう明記してる…
そんな状況だから、開拓民も獣に頼って生きるのが当たり前になると言うワケだ。

アメリカの西部開拓時代って、ゴールドラッシュ、フォーティナイナースって感じで「西へ、南へ、お宝!金金金!!!」って感じ広がっていったみたいだからそうなったんだろうね(^_^;)

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